あんしん保証(7183)の初値予想

 

11月19日に新規上場予定のあんしん保証(7183)の初値予想です。

想定価格:1,390円
公開価格:1,460円
初値予想:2,500円

もちろん需要申告には参加ですが枚数が少なそうなので、後述しますが、セカンダリー投資に魅力を感じています。

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#関連記事:あんしん保証(7183)の初値は+292.5%

初値予想の根拠

あんしん保証の初値予想を2,500円とした根拠は以下の5点です。

1)吸収金額が約3億円と小粒IPO
2)ロックアップの株価解除付き株主が多い
3)行使期間を迎えているストックオプションが多いがロックアップ対象
4)PERは割安感も割高感もない
5)賃貸の連帯保証人不要とするニーズは今後高まる

1)吸収金額が約3億円と小粒IPO

吸収金額が3億円強となっており、東証マザーズ上場のIPO銘柄としても小粒です。

公募・売出・オーバーアロットメントを合算しても24万株、単元株が100株なので、IPOで配分される枚数はたったの2,400枚というプレミアムです。

需給面で大きくプラスであり、初値がプラスとなることはほぼ間違いないと言えます。

2)ロックアップの株価解除付き株主が多い

ロックアップはしっかりとかかっています。

特に大株主の
・アイフル株式会社(38.33%)
・雨坂社長(23.78%)
には180日のロックアップが付いており、かつ、株価解除条項がありません。
(=株価が公開価格の1.5倍や2倍に上がっても売れない)

ただし、ロックアップ期間90日で、1.5倍でロックアップが外れる株価解除付きの株主は多くいます。

例えば、ロックアップ90日で1.5倍の株価解除条項付きの株主である株式会社アパマンショップネットワークは3.23%しか保有していませんが、株数は60,000です。

IPOで市場に流通するのは24万株ですので、仮に同社が6万株全てを放出した場合、需給へのインパクトは大きくなります。

この辺りは注意が必要です。

3)行使期間を迎えているストックオプションが多いがロックアップ対象

行使期間を迎えているストックオプションが99,400株も存在します。

先述の通り、IPOで市場に流通する株式数が240,000株ですので、かなりの割合です。

ただし、このストックオプションの90,000株は代表取締役社長の雨坂氏に付与されており、かつ雨坂社長には潜在株式も含めてロックアップがかかっています。
(雨坂社長のロックアップは180日間で株価解除はありません)

ストックオプションによる需給悪化は当面ほとんどないと考えています。

4)PERは割安感も割高感もない

想定価格1,390円をベースとした2016年3月期の会社予想PERは約13.5倍です。

あんしん保証社を金融業として見た場合、割安感はないPERですが、マザーズ上場企業と考えると割高感もありません。

金融業と考えても、まだまだ事業成長する東証マザーズ上場の企業という視点からは、PER20倍〜25倍程度はあり得ると考えます。

5)賃貸の連帯保証人不要とするニーズは今後高まる

冒頭でも記載しましたが、管理人はあんしん保証(7183)はセカンダリー投資で魅力を感じています。

その理由が、賃貸において連帯保証人不要とするニーズは今後も高まり続けるだろう、という理由です。

つまり、あんしん保証が提供するサービスの市場自体が拡大すると予想しています。

管理人自身の経験ですが、自宅の賃貸契約を結ぶ際、既に定年退職している父では保証人としてNGでした。兄弟もいますが、兄は住宅ローンもあり幼い子供もおり、姉は既に嫁いでいて、保証人を依頼しづらいのが現状です。

今後、一人っ子で親が定年退職を迎えている場合、身近な親族に保証人候補がいないケースも増えてくると考えます。

さらに、現在40代・50代で子供がいない(または未婚)の方が老後を迎えた際、保証人不在という自体も予想されます。

現在の日本の人口構成や晩婚化・未婚率の上昇などを考えると「保証人がいない」というケースは増加するのが自然です。

初値予想のまとめ

株価が公開価格の1.5倍でロックアップが外れる株主が少なからず存在し、小型IPOだからこそ、その持株が相対的にインパクトを与えかねない懸念はあるものの、やはりプレミアムIPOとなることから、需給関係は良好と予想します。

ただし、いわゆる東証マザーズ上場のIT系IPOとは異なるため、PERベースで20〜25倍程度が一つの上限ではないかと考え、初値を2,500円と予想しました。
(2,500円でPERは約24倍です)

ただし、IPOで配分される枚数がたったの2,400枚ですので抽選での当選は難関と予想されます。そのため、株価次第では、セカンダリー投資を狙いたいと考えています。

#セカンダリー投資については「IPO抽選に落選した場合の投資 – セカンダリー投資」をご覧ください。

なお、主幹事のSBI証券は需要申告した単元数が多ければ多いほど当選確率が上がりますので、資金に余裕がある方はしっかり需要申告することをオススメします。

また、副幹事の野村証券は当選して購入申込を行うまで資金が必要ありませんので、とにかく抽選に申し込んでしまいましょう。(恐らく野村証券の抽選配分数は15枚程度になると思われますが、、、)

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