バリューデザイン(3960)の初値は公募価格の2.1倍(+111.5%)
9月26日、東証マザーズに新規上場したバリューデザイン(3960)の初値は、公募価格2,040円の2.1倍の4,315円(+111.5%)となりました。
管理人はSMBC日興証券で100株当選していたため、初値売りで227,500円の利益でした。
関連記事:バリューデザイン(3960)の抽選結果 – SMBC日興証券で当選
バリューデザインのIPO初日株価
初値は公開価格の2,040円から+111.5%の4,315円でした。
・初値:4,315円(+111.5%)
・高値:4,420円
・安値:3,860円
・終値:3,900円(+91.2%)
#括弧内は公開価格からの騰落率
初値予想では4,700円程度の予想も多かったため、少し物足りないと感じる方もいるかもしれませんが、公募組みにとっては文句なしの株価と考えます。
主幹事のSMBC日興証券で100株当選していましたので、初値売りで22.8万円の利益でした。
なお、NISA口座で購入したため非課税となり、本来なら必要な税金20.315%( 所得税及び復興特別所得税15.315%、住民税5%)分の46,217円も丸儲けです。
また、即金規制によって、翌日上場の
・チェンジ(3962)
・シルバーエッグ・テクノロジー(3961)
と事実上の同時上場は回避されました。
初値買いした場合の投資結果(セカンダリー投資)
バリューデザインを初値買いした場合の投資結果です。
・初値:4,315円
・高値:4,420円(+2.4%)
・終値:3,900円(-9.6%)
#括弧内は初値からの騰落率
▼バリューデザイン(3960)の初値が付いた日の株価チャート
(by Yahoo Finance)
初値買いの場合は損切りしか術がありませんでしたが、大引け前に4,200円に近づく場面もあったため、様子見後に参戦していれば利益を出せたと考えられます。
初値形成時の寄付き以外でも、出来高もそこそこありました。
見やすくするため、分単位の株価と出来高の動きをグラフ化しました。
初値が付いた13:29については除外しています。(出来高が突出してしまい、寄付き後の出来高を確認するのには邪魔なため)
明日以降、今週は
・チェンジ(3962)
・シルバーエッグ・テクノロジー(3961)
・シンクロ・フード(3963)
・G-FACTORY(3474)
と注目のIPOが続くため、資金がバリューデザインに向かってくるかがポイントになりそうです。
もし、バリューデザインに資金が向かわない場合、SBI証券や松井証券の空売りを利用して利益を狙うのも一手かもしれません。詳しくは「IPO銘柄も空売り可能!セカンダリー投資は買いも売りも」をご覧ください。
関連記事:
・バリューデザイン(3960)の抽選結果 – SMBC日興証券で当選
・IPOの即金規制とは?
・IPOで本当にオススメの証券会社
・NISAなら20万円節約可能だったIPO(ネオジャパン)
・管理人のIPO投資成績
関連ページ
-
-
WASHハウス(6537)の初値は公募価格の1.4倍(+40.9%)
11月22日、東証マザーズに新規上場したWASHハウス(6537)の初値は、公募 …
-
-
ランドコンピュータ(3924)の初値は公募価格の2倍(+103.4%)
12月11日、東証2部に新規上場したランドコンピュータ(3924)の初値は、公募 …
-
-
鎌倉新書(6184)は上場初日をカイ気配で初値付かず
12月4日、東証マザーズに新規上場した鎌倉新書(6184)はカイ気配で初値付かず …
-
-
アートグリーン(3419)の初値は公募価格の1.5倍
12月18日、名証セントレックスに新規上場したアートグリーン(3419)の初値は …
-
-
JR九州(9142)の初値は公募価格の1.2倍(+19.2%)
10月25日、東証一部に新規上場した九州旅客鉄道(9142)の初値は、公募価格2 …