オープンドア(3926)の初値は公募価格の1.2倍
12月17日、東証マザーズに新規上場したオープンドア(3926)の初値は、公募価格3,820円の1.2倍にあたる4,710円(+23.3%)となりました。
東証マザーズのネット系、それも今週発表されたヤフーによる一休(2450)買収報道も合わせて、人気を集めると予想されていましたが、意外と普通に初値が付きました。
後述の通り終値は5,120円と初値から+8.7%で引けており、即金規制にならなかったことからセカンダリー市場も活況だったようです。(#参考:IPOの即金規制とは?)
これは一昨日に上場したダブルスタンドにも通じる現象です。(#参考:ダブルスタンダード(3925)の初値は公募価格の2.3倍)
関連記事:オープンドア(3926)の初値予想
なお、SBI証券で無料で閲覧可能な大手投資情報サービス企業提供のレポートでは「初値メド:4,500-5,000円」でした。
#参考:初値予想の参考サイト一覧
オープンドアのIPO初日株価
初値は公開価格の3,820円から+23.3%の4,710円でした。
・初値:4,710円(+23.3%)
・高値:5,400円
・安値:4,220円
・終値:5,120円(+34.0%)
#括弧内は公開価格からの騰落率
初値買いした場合の投資結果(セカンダリー投資)
オープンドアを初値買いした場合の投資結果です。
・初値:4,710円
・高値:5,400円(+14.6%)
・終値:5,120円(+8.7%)
#括弧内は初値からの騰落率
▼オープンドア(3926)のIPO初日の株価チャート
(by Yahoo Finance)
1時間も経たずに初値が付き、少々驚きましたが、後場に急上昇し5,000円代に乗りました。
最近のIPOは、初値が付いてから株価が一気に下落する傾向もあったため、初値買いして13:30まで我慢した投資家の勝利ですね。
管理人なら後場まで我慢した辺りで投げてしまい、その後の急上昇で悔しがったと思います。
#セカンダリー投資については「IPO抽選に落選した場合の投資 – セカンダリー投資」をご覧ください。
なお、
・初値出来高:546,900株
・初日出来高:3,764,500株
でしたので、セカンダリーは活況だったと言えます。(初値出来高は全体の14.5%分です)
また、ロックアップが外れる1.5倍に相当する株価は5,730円ですので、まだロックアップは外れていません。
同日上場だったミズホメディーはカイ気配で終えて即金規制となりました。
関連記事:
・オープンドア(3926)の初値予想
・オープンドア(3926)のIPO抽選結果
・IPOの即金規制とは?
・IPOで本当にオススメの証券会社
・複数証券会社の資産を一括管理する方法
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