ダブルスタンダード(3925)の初値は公募価格の2.3倍(+128.8%)
12月15日、東証マザーズに新規上場したダブルスタンダード(3925)の初値は、公募価格2,190円の2.3倍にあたる5,010円(+128.8%)となりました。
東証マザーズのネット系ビッグデータということで人気を集めることは予想されていましたが、初日で初値が付いたため、後述の通り即金規制にならずセカンダリー市場も活況だったようです。(#参考:IPOの即金規制とは?)
関連記事:ダブルスタンダード(3925)の初値予想
ダブルスタンダードのIPO初日株価
初値は公開価格の2,190円から+128.8%でした。
・初値:2,190円(+128.8%)
・高値:5,010円
・安値:4,665円
・終値:5,750円(+162.6%)
#括弧内は公開価格からの騰落率
初値買いした場合の投資結果(セカンダリー投資)
ダブルスタンダードを初値買いした場合の投資結果です。
・初値:5,010円
・高値:6,010円(+20.0%)
・終値:5,750円(+14.8%)
#括弧内は初値からの騰落率
▼ダブルスタンダード(3925)のIPO初日の株価チャート
(by Yahoo Finance)
上場初日に初値が付いたことで即金規制とならなかったことが、セカンダリー市場を活況化させたようです。
当日の出来高は最終的に2,013,100株でしたが、初値形成時の出来高は542,100株と26.9%分です。残りの73.1%分に当たる1,471,000株は初値形成後の取引です。(なお、初値を形成した14:13の出来高は675,400株ですので、133,300株は初値形成から1分未満で取引されています。)
また、ダブルスタンダードはオーバーアロット分も含めてIPOで配布した株数は705,000株ですので、初値形成時の出来高542,100株というのは76.9%に当たるため、初値売りで相当割合をこなせたのも大きそうです。(機関投資家への配分もあるのでIPOで手に入れた個人投資家の8割〜9割が初値で手放したことになります)
#セカンダリー投資については「IPO抽選に落選した場合の投資 – セカンダリー投資」をご覧ください。
初値形成後に株価が急落することが続いていたSBI主幹事案件で好調なIPO初日を終えたことは、12月24日に上場を控える同じくSBI主幹事のソーシャルワイヤーにとって好材料となりそうです。
関連記事:
・ソーシャルワイヤー(3929)の初値予想
・ダブルスタンダード(3925)のIPO抽選結果
・ダブルスタンダード(3925)の初値予想
・IPOの即金規制とは?
・IPOで本当にオススメの証券会社
・複数証券会社の資産を一括管理する方法
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