LINE仮条件引き上げ:SBI証券は申告価格を3,200円→3,300円に自動変更してくれる

 

LINE(3938)が7月4日、ブックビルディング期間中に仮条件価格を引き上げました。

そのため「LINE(3938)は仮条件変更で再度の需要申告が必要?!」で記載した通り、公募価格が仮条件の上限である3,300円か3,250円で決定した場合に備え、
・需要申告をし直す
・買付余力を確保するための入金
が必要になる可能性があります。

証券会社別に必要な対応を「LINE(3938)は仮条件変更で再度の需要申告が必要?!」に記載していますので、詳しくはこちらをご覧ください。

ただし、SBI証券はかなり特殊のため、以下で個別に解説します。

#抽選結果:LINE(3938)の抽選結果 – 野村・マネックスで当選

SBI証券は3,200円で申告していれば、自動で3,300円に変更してくれる

なかなか衝撃的だったのですが、SBI証券は、LINEが仮条件を変更する前に3,200円で需要申告していた場合、自動的に新たな仮条件価格の上限である3,300円に変更してくれます。

具体的には、以下のルールが規定されていました。

 ・ ブックビルディング期間中に仮条件に変更があった場合は、メッセージボックスに変更のご連絡を致します。申告価格の訂正をご希望のお客様は、訂正をお願いします。訂正がない場合や、訂正が間に合わない場合には、変更前の仮条件の上限にてお申し込みのお客様におかれましては、変更後の仮条件の上限でのお申し込みとしてお取扱いさせていただきます。また、その他の価格でお申し込みのお客様は、発行価格次第では無効となりますので、ご注意ください。

#出典:SBI証券「新規上場株式ブックビルディング参加方法
#ページ下部の「ご注意事項」に記載有り

そのため、7月5日の20:00にメッセージボックスで以下の告知が届いています。

なお、7/4(月)16:00迄に仮条件の上限価格 (3,200円)にてお申し込みのお客さまにおかれましては、変更後の仮条件の上限価格 (3,300円)でのお申し込みに変更させていただいておりますが、抽選は、抽選日から2営業日後の買付余力をもとに行なうため、買付余力が不足する場合には、抽選対象外となりますので、ご注意ください。

つまり、元々SBI証券が定めていたIPOの需要申告に関するルールで
・ブックビルディング期間中に仮条件が変更された場合は、
・仮条件の上限価格で需要申告している場合変更後の新仮条件の上限価格で需要申告したことに変更する
と定められているため、今回のLINEの仮条件引き上げに則すと、3,200円で需要申告していた場合は3,300円に自動で変更される、ということです。

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IPOチャレンジポイントへの影響

上述の通り、変更後の仮条件の条件価格3,300円に変更されますので、需要申告の内容を手動で変更しなくても抽選対象となり、抽選に外れた場合には問題なくIPOチャレンジポイントを獲得可能です。

ただし、買付余力が33万円に満たない場合、抽選対象外となるのでIPOチャレンジポイントの獲得も出来ません。(#公募価格が3,300円に決定した場合)

特にIPOチャレンジポイント目当てで、最低購入価格の32万円だけをSBI証券に入金している方はご注意下さい。

#参考記事:SBI証券で抽選対象外だとIPOチャレンジポイントを入手不可

注意点 :3,300円でも買いますか?

SBI証券の自動スライドは、IPOチャレンジポイント狙いでブックビルディングに参加している個人投資家にとっては有難いサービス・ルールです。

ただ、本来は「この価格なら買いたい」という価格を申告するのが需要申告・ブックビルディング(BB)です。

SBI証券は抽選当選後に辞退、または購入申込を行わなかった場合でもペナルティは存在しないため、万一、3,300円で当選しても高過ぎると思えば購入を見送れば実害はないのですが、本質的には3,300円でも買いますか?という問いがあります。

なお、一部の証券会社ではIPOに当選したにも関わらず辞退・キャンセルするとペナルティが課せられますのでご注意ください。詳しくは「当選したIPOを辞退・キャンセルした際のペナルティ有無」をご覧ください。

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