当選したIPOを辞退・キャンセルした際のペナルティ有無

 

抽選で当選したIPOを辞退・キャンセルしたらどうなるのかご存じでしょうか?

つまり、当選後、購入申込期間に購入申込みを行わなかった場合です。

実は、証券会社によってはIPOを辞退すると証券会社独自のルールによる事実上のペナルティが課される場合があります。

通常は抽選に当選することが難しいのと、特に2014年〜2017年のIPOは公募割れも非常に少なく勝率が高いローリスク・ハイリターン状態ですので「辞退」という発想は少なく「辞退したらどうなるのか?」情報が不足しています。

そこで証券会社各社のIPO辞退に伴うペナルティ有無をご紹介します。

#原則として抽選配分のみを対象にしています
#参考記事:2つのIPO配分方法 – 裁量配分と抽選配分

ペナルティ有りの証券会社

当選したIPOを辞退(キャンセル)した場合、ペナルティが存在する証券会社です。

・SMBC日興証券
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券

2社共に1ヶ月間はIPO参加が出来なくなります。

#三菱UFJモルガン・スタンレー証券は「2回キャンセルすると永久にIPO参加不可能」という情報も一部のサイトに存在しますが、少なくとも現在は1ヶ月間のIPO参加不可です。

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ペナルティ無しの証券会社

当選後に購入辞退を行ってもペナルティがない証券会社です。

・野村證券
・大和証券
・みずほ証券
・SBI証券
・マネックス証券
・岡三オンライン証券
・いちよし証券
・エイチ・エス証券
・東洋証券

特殊な証券会社

特殊な事例です。一般的に「後期型」と呼ばれる方式を採用する証券会社です。

・カブドットコム証券
・松井証券
・楽天証券
・岩井コスモ証券

通常であれば
1)ブックビルディング(需要申告)または抽選サービスへ申込
2)抽選
3)当選者および補欠当選者による購入申込 or 購入辞退(キャンセル)
ですが、後期型を採用するカブドットコム証券・松井証券・楽天証券・岩井コスモ証券では、「2)抽選」のタイミングが「購入申込後」のため「辞退・キャンセル」という概念がありません。

なお、カブドットコム証券・楽天証券・岩井コスモ証券はブックビルディングの際に資金が必要ですが、松井証券は抽選時に買付余力が必要です。

曖昧な証券会社

当選したIPOを辞退した場合のペナルティに関して「曖昧」な証券会社が実は存在します。

それは
・岡三証券
です。

岡三証券では口座開設時に電話確認(説明)があるのですが、その際「IPOに当選しても辞退した場合、その後、IPOに申し込めなくなる場合があります」と言われます。

あくまでも「場合があります」という曖昧な表現です。

岡三証券には気を付けましょう。

ペナルティ有無から見る申し込んだ者勝ちの証券会社

購入申込時まで資金不要&辞退してもペナルティ無し
野村證券
いちよし証券
岡三オンライン証券
は「取り敢えず申し込んだ者勝ち」と言えるかもしれません。

#参考記事:IPO投資で資金が必要なタイミング – 需要申告?抽選実施?購入申込?

関連記事:
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補欠当選から繰上当選しやすい証券会社はどこ?

#証券各社のルールは変更になる可能性があるため、最新情報は直接ご確認下さい。

 - IPO投資

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