SBI証券のIPOチャレンジポイント

 

SBI証券には「IPOチャレンジポイント」という個人投資家にとって嬉しい制度があります。

IPOチャレンジポイントは、
・SBI証券での需要申告に落選した場合に1ポイント加算され
・貯まったポイントを需要申告時に使用するとポイント数に応じてIPOが配分される
という制度です。

つまり、SBI証券で需要申告し続ければ、抽選に外れ続けても、落選することで貯まるIPOチャレンジポイントによって、いつかはIPOを購入可能となります。

スポンサード リンク

関連記事:SBI証券で抽選対象外だとIPOチャレンジポイントを入手不可

SBI証券のIPOチャレンジポイントとは?

SBI証券でのIPOの個人投資家向け配分は、
・需要申告に基づく抽選配分
・IPOチャンレンジポイントの使用数に応じた配分
の2つに分かれます。

「需要申告に基づく抽選配分」とは、一般的に言われる抽選配分であり、機械的な抽選が行われます。特徴は、需要申告した「株式数」単位で抽選が行われる点で、需要申告する株式数が多いいほど当選確率は高くなります。(そのため、この抽選方式は、資金量が多い個人投資家に有利と言われています)

「IPOチャンレンジポイントの使用数に応じた配分」は、「需要申告に基づく抽選」とは別で、後述の段取りで使用したIPOチャレンジポイント数が多い顧客順に配分されます。(これは資金量とは無関係です)

そして「需要申告に基づく抽選配分」と「IPOチャンレンジポイントの使用数に応じた配分」は、個人投資家向けの配分株数の70%:30%で割り当てられます。

IPOチャレンジポイントの仕組み

SBI証券のIPOチャンレンジポイントの仕組みは以下の通りです。

1)落選すると1pt加算される
2)ポイントを使用する需要申告を選択可能
3)使用するポイント数を選択可能
4)抽選ではなく使用ポイント数が多い順に配分される
5)配分されなければポイントは返ってくる

特に5)の「配分されなければポイントは返ってくる」は重要なポイントです。

1)落選すると1pt加算される

IPOチャレンジポイントは、SBI証券での需要申告に「落選」した場合に1pt(ポイント)加算されます。

この際、需要申告で何株申込んでも、落選時に得られるIPOチャレンジポイントは1ptです。

IPOチャレンジポイントを貯めることが目的のIPO銘柄の場合は、敢えて当選確率を下げるために最小単元しか申し込まないというのも一手です。

例えば、日本郵政の需要申告では、管理人は当選したくないと思いつつ、IPOチャレンジポイントを貯めたかったので100株のみの申し込みです。

sbi-japanpost

一方で、普通に当選したかったバルニバービの需要申告では600株で申し込みました。

SBI証券 バルニバービの需要申告結果

しかし、日本郵政もバルニバービも抽選に落選して得られたIPOチャレンジポイントは同じ1ポイントです。

とにかくSBI証券でIPOを取り扱う際は、最小単元で構わないので需要申告に申し込んでおく、というのがIPOチャンレンジポイントを貯める最短ルートです。

2)ポイントを使用する需要申告を選択可能

IPOチャンレンジポイントは、上述の通り、抽選に落選すると1ptづつ貯まります。

そして貯まったIPOチャレンジポイントを「どのIPOに使用するか」は自分で選ぶことが可能です。

上掲の図では、日本郵政、バルニバービの2社ともにIPOチャンレンジポイントの使用数は0ptでした。

値上がりが特に期待出来るIPOで使用するため、ポイントを使用する銘柄は選択しています。

3)使用するポイント数を選択可能

使用するIPOチャレンジポイント数は自分で選択可能です。

例えば、100ポイント保有していても、30ポイントしか使用しない、という選択も可能です。

4)抽選ではなく使用ポイント数が多い順に配分される

先述の通り、IPOチャレンジポイントによるIPOの配分は、需要申告の際に自身で入力した使用ポイント数が高い順に配分されます。

この配分先決定は、需要申告者(=需要申告した顧客)単位で行われます。

5)配分されなければポイントは返ってくる

IPOチャレンジポイントを活用する上で絶対に抑えておくべき点です。

使用したIPOチャレンジポイント数が足りなく、配分されなかった場合、使用したIPOチャレンジポイントは丸々返ってきます。

つまり、使い捨て(掛け捨て)ではありません。

変な心理戦を行う必要性はなく、このIPOは欲しい!と思ったら迷わずポイントを使ってしまいましょう。

ポイント数が不足していて配分されなくても、ポイントは丸々戻りますので、無駄になることはありません。

ただし、配分された場合、使用したIPOチャレンジポイントは全て消費されてなくなります。使用するポイントは配分される加減ギリギリの少ないポイント数に抑えられると得ですので、3)の「使用するポイント数を選択可能」という特徴が活きてきます。(例えば、30ポイントでも配分を受けられたのに、50ポイント使用していた場合、20ポイントは「余計」だったことになります)

IPOチャレンジポイントは個人投資家の味方

SBI証券は主幹事・副幹事を務めることが多く、IPOチャレンジポイントを獲得するチャンスは多くあります。

2014年実績では65件でIPO幹事数トップでした。

参考:IPO引受証券会社の「2014年のIPO幹事ランキング」

どんなに運が悪くて抽選に落ち続けても、いつかは貯まったIPOチャレンジポイントでIPOを手に入れることが出来ます。

多くの個人投資家は、資金量が多く証券会社の営業マンがIPO株を融通してくれる(裁量配分)ような個人投資家ではなく、常に抽選で当選しなければい立場のため「運が悪くてもいつかは手に入る」というのは、多くの個人投資家にとって非常に魅力的な仕組みと言えます。

参考:2つのIPO配分方法 – 裁量配分と抽選配分

SBI証券はIPO攻略の上で欠かせない存在と言えます。

なお、IPOチャンレンジポイントを貯める上で「抽選対象外」には注意が必要です。

関連記事:
【SBI証券】MRFの代わりがSBIハイブリッド預金(住信SBIネット銀行)
IPO引受証券会社
IPOで裁量配分を受ける方法
証券会社のIPO配分方法に関する規則(日本証券業協会の自主規制)

 - IPO当選のコツ

スポンサード リンク

  関連ページ

IPO
IPO当選を狙うなら申告価格は上限金額で行うべし

一部の証券会社では需要申告(ブックビルディング)で「申告価格」を指定する必要があ …

日本証券業協会(JSDA)
証券会社のIPO配分方法に関する規則(日本証券業協会の自主規制)

IPO(新規株式公開)の株式配分方法は、日本証券業協会(JSDA)という団体が定 …

SMBC日興証券
SMBC日興証券で100株を超える需要申告は無駄

SMBC日興証券では、需要申告で申込株数を入力しますが、複数単元で申し込むのは、 …

セカンダリー投資
補欠当選から繰上当選しやすい証券会社はどこ?

IPOの抽選結果は証券会社によって名称等が異なりますが大きく分けて ・当選 ・補 …

SBI証券
SBI証券で抽選対象外だとIPOチャレンジポイントを入手不可

SBI証券の売りの一つである「IPOチャレンジポイント」ですが、「抽選対象外」と …

▲ページトップへ