ZMP(7316)が上場延期

 

非常に多くの注目を集めて東証マザーズに新規上場予定だったZMP(7316)が需要申告の期限終了後に上場延期を発表しました。

具体的には「新株式発行及び株式売出しの中止と、上場手続きの延期」が取締役会で決議されています。

上場延期の理由は、ZMPの発表によると過去の個人情報流出問題に絡んで、情報セキュリティ体制の見直しが必要となるためです。

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結局、上場するのか?!

今回は「上場手続きの延期」であり「上場中止」ではありません。

ただし、12月9日にZMPが発表した「上場延期に関してよくあるご質問とご回答」(PDF)によると、以下の通り、東証には「再度、上場申請・審査が必要」です。

Q.東京証券取引所の上場承認は継続されるかどうか
A.12 月8日に東京証券取引所に対して、新規上場を取り止める旨の申し出を行い、現在、上場承認は取り消されております。体制を整備し改めて東京証券取引所に対して上場申請を行い、上場審査を受ける予定です。

つまり、現時点で東証からの上場承認は取り消された状態です。

今後、情報セキュリティ体制等の整備が進んだところで、再度、上場申請を行うことになります。

気になる、今後の上場スケジュール!

今回の上場延期でZMPはいわく付きの銘柄になってしまいますが、それでも自動運転技術への注目度は高く、引き続きZMPのIPOは期待されます。

株主もVC(ベンチャーキャピタル)が非常に多いため、VCのEXITのためにも上場は必要です。(もちろんバイアウトという選択肢もありますが)

そこで気になるのは、ZMPの今後の上場スケジュールです。

こちらもZMPが発表したQAに記載があります。

Q.今後の上場スケジュールについて
A.現時点ではお答え出来ませんが、情報セキュリティ体制等の整備の進捗状況を勘案して検討していく予定です。

現時点では白紙のようです。

何故、上場延期を決めるのが遅かったのか?

今回、ZMPが上場延期を決めた理由は、個人情報流出問題を受けて情報セキュリティ体制の整備がh地雨用と判断したためです。

そして、この個人情報の流出については、ZMPが11月17日時点で既に「お客様情報の流出に関するお詫びとお知らせ」(PDF)というリリースを出しています。

問題が発覚した11月14日から上記リリースまで3日間。

上場延期を発表したのが12月8日ですので問題発覚から3週間以上が経過しての判断です。

東証、主幹事証券のSMBC日興証券、監査法人の新日本有限責任監査法人(新日本監査法人)などとの協議に時間を要した、ということでしょうか。

せめて需要申告開始前に判断出来なかったのか?という疑問が残ります。

ZMP上場延期の余波

ZMP上場延期の発表を受け、12月9日に大きく株価を下落させた銘柄が多数あります。

その中でも特に影響が大きかったのはZMPに出資していたVCであるフューチャーベンチャーキャピタル(8462)です。

上場延期がリリースされた12月8日の夕方にはPTSでも大きく売られ、そのまま12月9日はストップ安です。

その他にも、
・マクニカ・富士エレホールディングス(3132)
・アートスパークホールディングス(3663)
・テクノスジャパン(3666)
・ドリームインキュベータ(4310)
・アイサンテクノロジー(4667)
・JVCケンウッド(6632)
・ジャフコ(8595)
などが株価を大きく下げました。

アートスパークホールディングスはストップ安です。

ZMP関連銘柄として盛り上がっていた銘柄が軒並み下落するという大惨事です。

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